狼は、古くから大口真神、あるいは山神の御眷属とされ、「おいぬ様」と呼ばれることもあります。その信仰は、全国的にみられますが東日本に濃い傾向にあります。ご利益は、火難除け、盗難除け、狼除け、悪疫除けなど様々です。狼を祀る神社は、関東地方に多く鎮座していますが、東北地方にも江戸中頃に伝わり、各地に神社や石碑が立てられました。今回の展示では、岩手・福島から新たに見つかりました資料を中心に、狼の絵が入ったお札や掛け軸、版木、狼像、絵馬など、170点の展示資料から東北地方の狼信仰を探ります。
◆期間:7月7日(金)~10月9日(月)
◆場所:村田町歴史みらい館1階企画展示室
宮城県柴田郡村田町大字村田字迫85
◆開館時間:午前9時~午後5時
◆観覧料:常設展示室・企画展示室ともに無料
◆休館日:月曜日・祝日の翌日
◆問い合わせ先:TEL 0224-83-6822
E-mail miraikan@town.murata.miyagi.jp
◆交通案内:・東北自動車道村田ICより1分
・宮城交通高速バス 村田・遠刈田行き、村田町役場前下車、徒歩5分
・JR東北本線大河原駅下車、宮城交通バス、村田・川崎行き、村田中央下車、徒歩10分
期日:令和5年9月24日(日)13:30~15:00
講師:館長 石黒伸一朗
会場:当館2階室
聴講料:無料
定員:40名
備考:事前申し込み不要、直接会場までお越し下さい。
期日:令和5年8月13日(日)13:30~14:10
期日:令和5年8月27日(日)13:30~14:10
解説者:館長 石黒伸一朗
会場:企画展示室
聴講料:無料
定員:15名
備考:事前申し込み不要、エントランスホールにお集まり下さい。
![]() 企画展示室の展示状況 |
![]() エントランスホールの拓本展示 |
![]() 三峯神社の木箱と頭骨、八戸市博物館所蔵 |
![]() 狼像、明治30年、宮城県加美町・個人蔵 |
![]() 狼像、江戸時代、岩手県紫波町・三峯神社所蔵 |