仙台藩の初代藩主である伊達政宗公の七男の「伊達宗高」は、村田の領主として、柴田郡と刈田郡内において三万石を領していたといわれています。寛永元年(1624)、政宗公の命を受け、蔵王の刈田嶺の噴火を鎮めるために蔵王に登り命願したところ噴火は鎮まりましたが、2年後(1626)に痘瘡(とうそう・天然痘)により二十歳の若さで急逝しました。蔵王の噴火被害から万民を救った英雄として、没後約400年経つ今日でも、ふるさとの人々に慕われ続けています。
今回は、伊達宗高に関する資料や菩提寺の龍島院に伝わる資料等を展示して、伊達宗高の生涯を紹介します。また、特別に町指定文化財の毘沙門天像や宗高書状等を展示しますのでぜひご覧ください。
〇企画展名=伊達政宗公の七男 伊達宗高物語~語り継がれる村田の英雄~
〇期 間=10月1日(土)~11月27日(日)
〇場 所=村田町歴史みらい館 1階 企画展示室
〇開館時間:午前9時~午後5時
〇観 覧 料:無料
〇休 館 日:月曜日、祝日の翌日