油類を流すと排水管に付着し、次第に固まってしまい管が詰まる原因になります。また、ガソリン・アルコールなどの揮発性の高い危険物を排水管に流すと爆発したり管を傷つける原因になります。
マンホールは下水管の点検や修理をするものですので、ごみや土砂を捨てると下水の流れが悪くなります。
トイレットペーパーは水に溶けるよう作られていますが、ティッシュペーパーは水に溶けにくく排水管が詰まる原因になります。また、紙おむつや新聞紙も詰まる原因になります。
トイレを使用したあと水が止まらなかったり、便器にいつも水が流れている場合はタンクの給水する管についている「止水せん」をドライバーで締めて水を止め、タンク内のくさりとフロートを確認してください。便器がつまった場合は市販されている「ラバーカップ」を使えばたいていのつまりはなおります。これらの事をやってもなおらない時は、排水設備の工事を行った指定工事店に依頼してください。
工場や事業所から流される汚水のうち、下水道施設の機能を妨げ、または、排水管を損傷する恐れのある汚水、あるいは処理場からの放流される水質の低下を招く恐れのある汚水を、一定の基準まで処理するために除外施設の設置を義務づけています。また、営業用調理場から流れる油類、理髪店から流れる毛髪などその他業種により阻集器の設置も必要になります。